遺言 - Page 3
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私は一度遺言書を作ったのですが、気が変わってしまいました。そのため、前の遺言を撤回したいのですが、どのようにすればよいのですか?
2021年9月21日遺言をする人は、いつでも自由に、遺言書を撤回することが出来ます(一部だけの撤回も可能です)。 遺言を撤回する方法には、下記のとおり、いくつかあります。 ①遺言で撤回する意思表示をする場合 遺言を撤回する意思は、原則として、遺言の方式に従って表明されなければ、遺言撤回の効力は生じないとされています(民法1022条)。 つまり、遺言を撤回 […]遺言をする人は、いつでも自由に、遺言書を撤回することが出来ます(一部だけの撤回も可
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遺言書の作成日が2018年7月吉日となっていますが、この遺言書は有効ですか?
2021年9月21日質問にあるような「2018年7月吉日」といった記載では、暦上の日を特定することができないため、自筆証書遺言に要求される日付を記載したことにはなりません。したがって、このような遺言書は無効になります。 自筆証書遺言に日付の記載が要求されるのは、遺言書を作成したときに遺言を残せる能力があったのかを判別したり、複数の遺言書がある場合に、どちらが後に作られ […]質問にあるような「2018年7月吉日」といった記載では、暦上の日を特定することができないため、自
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自筆証書遺言の保管制度ができます!
2021年9月21日平成30年7月6日、法務局における遺言書の保管等に関する法律が成立し、7月13日に公布されました。 従前、公正証書遺言の場合には、公証役場において遺言書の原本を保管してくれましたが、自筆証書遺言の場合には、公的な保管制度がなく、自宅に保管するか、信頼できる人に預けるしかありませんでした。しかし、これでは紛失、相続人による意図的な廃棄、 […]平成30年7月6日、法務局における遺言書の保管等に関する法律が成立し、7月13日に公布されました
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自筆証書遺言の方式が緩和されます!
2021年9月21日平成30年7月6日、民法及び家事事件手続法の一部を改正する法律が成立し、7月13日に公布されました。 ここで改正された項目の一つに、自筆証書遺言の方式の緩和があります。 現在の民法の方式だと、遺言者が、全文、日付、氏名を自書し、これに印を押さなければ、その遺言は無効となってしまいます(968条1項)。 すなわち、財産目録も自書しなけれ […]平成30年7月6日、民法及び家事事件手続法の一部を改正する法律が成立し、7月13日に公布されまし
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遺言書に書くことができるのは、どのような事項でしょうか。財産以外のことを書いても効力がありますか?
2021年9月21日Q 遺言書に書くことができるのは、どのような事項でしょうか。財産以外のことを書いても効力がありますか? A 遺言によって効力が生じる事項(遺言事項)であれば、財産以外のことでも効力があります。 法律上認められている遺言事項としては、 (1)相続に関する遺言事項 ①推定相続人の廃除又は取り消し、 ②相続分の指定又は指定の委託、 ③特別受益の持戻し […]Q 遺言書に書くことができるのは、どのような事項でしょうか。財産以外のことを書いても効力があ
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遺言の効力・遺言の執行について(公正証書遺言)
2021年9月21日Q 父が亡くなった後、兄が父の公正証書遺言(兄に有利な内容)を出してきました。手書きしてあり、押印などもあり、遺言書の形式は守っているようですが、遺言の日付を見ると父は明らかに認知症を患っていた時期だと思います。これは有効なのでしょうか。 A 先ほどの設問と異なり、公正証書遺言が残っているとなりますと、これは公証人がお父さんの精神状態を確認した […]Q 父が亡くなった後、兄が父の公正証書遺言(兄に有利な内容)を出してきました。手書きしてあり、
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父の自筆証書遺言が出てきたのですが、何をしたらよいか分かりません。検認という手続が必要のようなのですが、どうしたら良いのでしょうか。
2021年9月21日Q 父の自筆証書遺言が出てきたのですが、何をしたらよいか分かりません。検認という手続が必要のようなのですが、どうしたら良いのでしょうか。 A 自筆証書遺言の場合、裁判所で検認手続を経ておかなければ、遺言に基づいて不動産の名義を変えたり、預貯金を解約したりすることは出来ません。検認は相続が開始した場所を管轄する裁判所に申立を行いますが、戸籍をそろ […]Q 父の自筆証書遺言が出てきたのですが、何をしたらよいか分かりません。検認という手続が必要のよ
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遺産分割協議を行ったあとに遺言書が見つかった場合、どうなりますか?
2021年9月21日Q 父が亡くなり、相続人である私(長男)と母と弟(次男)は、父の相続財産(自宅の土地建物のみ)を母が単独相続する旨の遺産分割協議をしました。これは、どうせ母が死亡したときには私と弟で当該相続財産を相続することになるから今の時点で法定相続分通りに取得してその旨の共有の登記をするのも手間だな、と考えたからでした。 すると、当該相続財産について母の単独名 […]Q 父が亡くなり、相続人である私(長男)と母と弟(次男)は、父の相続財産(自宅の土地建物のみ)を