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凍結された預金口座から被相続人の預金を引き出すため、所在不明の兄姉の所在調査、遺言書検認手続を代行した事例

2021.08.24

 事案の概要

 被相続人が他界され、ご依頼者様が被相続人の預金口座より預金を引き出そうとすると、口座が凍結されていた。凍結解除のためには相続人全員で遺産分割協議を行い、その協議書の提出が必要だと言われた。しかし、ご依頼者様は兄姉の所在を把握しておらず、その調査の方法をご存じではなかった。
 加えて、被相続人は封をした遺言書を作成しており、その検認手続についてもご存じではなかった。
 
 上記所在調査と遺言書の検認手続についてご依頼を受けた、という事案。

 結果

 ご兄姉の戸籍の発行手続を取り、所在を調査した。
 遺言書の検認手続を家庭裁判所に申立て、無事に検認手続を経た。

 解決のポイント・解決までの流れ

 ご依頼者様が早期解決を望んでおられたため、事件受任直後から調査手続に着手し、迅速な解決につながった。

解決までの期間

受任から検認手続の終了まで約1ヶ月半

ご依頼者様の感想・様子

無事に預金口座の凍結も解除され、安堵されていた。

 担当弁護士からのメッセージ

所在不明な方の所在調査や、遺言書の検認手続等、必要に迫られいざやろうとしても方法が分からなかったり、方法について調べるのが煩わしかったりすると思います。
弁護士は事件化しないと受任してくれない、と思われがちですが、こういった事件化する前の手続の代行も行っております。
このような手続でお悩みの方も、お気軽にご相談下さい。

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